俺エアマスター

エアマスター 28 (ジェッツコミックス)

エアマスター 28 (ジェッツコミックス)

好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きでしょうがないマンガが終わってしまった。ああなんてこと。まあ正直終盤の展開はどうかと思うけど。


以下「ぼくのかんがえたえあますたー」。

思うに15漢渺茫をマキが倒す必要はまったくないので深道が倒しきってしまうがいい。そいで14人の渺茫の行き場のない怨念が町に噴出す。
僕らの町に危機が!呼び覚まされた「町に迫る危機」にふさわしいものを以下の選択肢から選べ。
1.巨大爬虫類
2.マーシャン・ウォー・マシーン*1
3.将門の首
とりあえずその存在をビョボラと呼称。むちゃくちゃに暴れまくるビョボラ。道行く人を追い回し、車を放り投げ、街灯を引き抜き、ビルによじ登る。
で、崎山の説教*2で復活したエアマスターと対決。理由は戦いが好きだからでもビョボラの腰のところに引っかかってる美奈を助けるためとかでもいい。中ノ谷家のお嬢様のせいで自衛隊もうかつに手が出せないのだ。
あ、あとビョボラは頭が弱点なのでエアは相性がいいという事にしとこう。
マキは何とか美奈を救出するが、すぐに大ピンチに。フライングボディプレス→グラビガ→地尚拳のコンボ。自衛隊あっという間に壊滅。
そこに友達レーダーで女子高生ズが集結。「マキちゃん!」 マキ動揺。「な なんでここに!?」 蓮華がでっかい口で「応援しに来たの!」 マキ滂沱の涙。第220話の台詞*3を挿入。ようやく孤独への不安から開放されたマキ=エアマスターは友達4人の声援に後押しされ、飛ぶ。「飛べ!エアマスター!!」 一巻表紙の構図。
エアマスターはつまり空気を支配する者であり、かつて深道が人類の新たな進化の可能性と予見した存在だ。エアはもはや大地に縛られることはなく、圧倒的な高みからビョボラを見下ろし、
「いくよ」
ファイナルベント飛翔斬が炸裂。体を支え大地を蹴る役割を失ったいま、マキの脚はもはや脚ではない。純粋な凶器だ。かち割れるビョボラの額。「おまえは… なんなんだ?」「きえな」 首に巻いた靴下の霊力により渺茫の怨念は霧消する。ビョボラももときたところへ帰る。600年の時を越えた妄執のこれが最期であった。

あとはだいたい同じ流れ。

*1:たぶん火星人

*2:深道vs渺茫と同時並行。説教の内容が一部深道とシンクロニシティする。

*3:私はみんなのことが大好きなんだ みんなだけは私が守る