ラノベの今とその前後

えーと。
http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20071009/p3
↑これ関連。


いまラノベの王座にあるのはMFJ代表ゼロの使い魔として。


学園異能が沈静化しMFJ学園萌えコメが主流となり、それを標準として現在のラノベは、萌えコメに特化し、前提条件のピーキーさが極まりつつある姫宮さんの中の人とかねくろまとかと、文芸志向越境行きな文学少女とか神様のメモ帳みたいなのとの2極で捉えるといい感じだろうか。
非はやり物のいくつかのジャンルの中では、ドラグネット・ミラージュとかバッカーノみたいな硬派よりなエンタメで頑張ってる一群が好きだがさて。

姫宮さんの中の人 (MF文庫J)

姫宮さんの中の人 (MF文庫J)

ねくろま。 (MF文庫J)

ねくろま。 (MF文庫J)

神様のメモ帳 (電撃文庫)

神様のメモ帳 (電撃文庫)

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)


時間的な背後をチェックしときたいなら、さしあたりスレイヤーズの1巻2巻とシャナの1巻2巻を押さえておけば富士見と電撃の黄金期についてある程度抑えられる。もうちょい余裕があるならブライトライツ・ホーリーランドブギーポップは笑わないクビキリサイクルを抑えるとなおよしと考える俺。だがクビキリサイクルは読んでない俺。

スレイヤーズ! (富士見ファンタジア文庫)

スレイヤーズ! (富士見ファンタジア文庫)

灼眼のシャナ (電撃文庫)

灼眼のシャナ (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)

ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫)

ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫)

ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))

ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)



未来のことはわからんよなー。
暗闇にヤギを探してとか流行る世の中になればいいのに。
これはマジックリアリズムて奴でしょうかね?いやいやシュルレアリスム
とても詩情のある思春期小説なのです。

暗闇にヤギを探して〈3〉 (MF文庫J)

暗闇にヤギを探して〈3〉 (MF文庫J)


なお時々書影が1巻じゃないのは仕様です。僕の経験上、よいファーストコンタクトはしばしば途中からでしたもので。