個人的ポニョ見どころ
公開前から毀誉褒貶の激しい(毎度のことですな)宮崎駿監督最新作。
断片情報から見た、その面白そげポイントとは。
主人公・宗介(カシムのことではない)のお母さんがなんか凄いらしい
○カーチェイスなさるとか。教育に悪いとか心配されてました。教育にいい娯楽てなに。
・ダイアナ・ウィン・ジョーンズでもカニグズバーグでもクレヨンしんちゃんでもそうですが、児童向けの作品でママが暴走ぎみな話はだいたい面白いです。
○しかもこの一家、子供に両親を下の名前で呼ばせてるらしい。
・勘違い現代の家族風味。
・あるある。
・児童文学ってかヤングアダルトにおける、語るにたる家族を生み出すための現実のずらし方としてはわりとメジャーなのでは。メジャーは言いすぎか。
主人公・ポニョのお父さんがなんか凄い。
○人間は辞めたらしい。
・で、なったのが魔法使いとか。
・嫁さんが母なる海とか、明らかに釣り合いが取れてない。
・母なる海に種付けして魚の子を孕ませる方法については各自創造を膨らませていただきたい。
・よりによって娘にブリュンヒルデとか名づけるネーミングセンス。
・声が所ジョージ。
○ステキ手足メカに乗ってる。
・ハウルの城、ダイガンザン、アウトロースター号、グラタン、バイキンUFO等々。オタ男子の夢ですね。
雑魚どもについて。
○ポニョの妹達。なんというモブモブしさ。
・実に適当なデザイン。だがそれがいい。
○エビ・タコ・クラゲにプランクトン。
・ビバ、有象無象の無脊椎動物。キモかわいく、且つ、こまかわいい。
・まさしくかわいいは正義ですぜ。
○デボン紀の古代魚が出てくるらしい。
・デボン紀て。シルル紀のあと、石炭紀のまえ。甲冑魚や古代鮫の時代。ダンクレオステウス!クラドセラケ!ユーステノプテロン!
・宮崎駿の「ぼくが考えたデボン紀の魚」も出てくるらしい。
総じて、守備範囲に児童文学が入ってる男オタ向けか?
って、いるのかそんな奴。
いやいや、本読み系のラオタには結構いそうですわな。