今月のサンデーGX・美女で野獣次回最終回
- 作者: イダタツヒコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: コミック
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茜と空をリリカがぶっ飛ばして終了。「美女で野獣」って究極的にはリリカのことだよなあ。
リリカが一番情が深くて/一番変態で/一番強い、という作品世界をきっちり踏襲したラスト(じゃないけど)。この人が全部受け止めてくれるから他のキャラが何でも出来るわけで。偉大なお人だ。
バトル漫画においては舞台設定なんて添え物で、どのキャラがどのキャラより強いかっていう強さの序列が作品世界の基本なのです。そこをごまかして茜の勝利で話を終わらせるとガタついてしまう。この作品はその辺かなりかっちりしてます。よい心がけです。(ガタついてる例→バキ、ブリーチ)
そのほか筋の通った脇役とかなんつーか抑圧された怖さのある雰囲気とか実にしょーもない息抜きエピソードとか色々と面白い良マンガでした。あとアイリーンが最高。