ハルヒ読了、あと古泉についてちょっと

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

流行り物につきハルヒを一気読みしました。一巻の「憂鬱」は以前に読んだことあったんですけど、2・3巻読んだらこれははまりました。地の文のキョンの独白がすごい好きで。もういろんな変な事件とかいらんと思うくらい。
ところですごい好きといえば古泉がすごい好きです。こいつは何だって言う必要も無いことをべらべらと話すのかと。そんなにキョンが好きか。誰にでも人当たりのいい奴がさらに強い好意を持っちゃったりすると、過剰に正直になって露悪的になるという顛末。うはは迷惑な。疑念や悪感情くらい誰にでもあるのにね。
古泉は2巻「溜息」で無料スマイルが一番似合うなんて言われてますし、割と素で人格円満なぼっちゃんキャラだと思います。マリみて柏木優なんかと同じ箱に入ってる人。あと『ちょー』シリーズのアラン王子とか。こいつらは2人とも女の子にふられてますが、「消失」におけるパラレルワールドの古泉とノーマル古泉が同じ人間であると言えるのなら、古泉もまた現在進行形でふられてるということになりましょう。誰か一人でなくみんなに愛情を持ってるのがいけないんですかね。そんで恋敵のこともやっぱり大好きだったりしてね。
「愛すべき馬鹿野郎」って奴だと思います。すげえ好きだ。