最近読んだマンガ

ドラえもん (14) (てんとう虫コミックス)

何の気なしに買ったんだけどこれがまたむちゃくちゃ面白い。皆さん満遍なく気が狂っている。何なんだこれは。あらためてＦ先生の隠れた狂気に戦慄。
１４巻最狂はよりによってドラえもん。自分で操作しているおもちゃに告白するドラちゃんの圧倒的優位さがヤヴァイ。他の人たちがドラえもんを理解しようとする気がまったくないのもよし。
あと２ｐマンガ「ボールにのって」が巧すぎです。

鉄腕バーディー 12 (ヤングサンデーコミックス)

うああ、なんて素晴らしき別世界。
いろんな変な生き物が集まって異文化コミュニケしとる。
至福。

幻想水滸伝3 11―運命の継承者 (MFコミックス)

これもまた「なんて素晴らしき別世界」。
もともと原作のゲームより面白いとか言われてるシリーズで、他の巻も良いんだけど、最終巻である11巻はちょっとばかし出色の出来でした。密度が半端でないよ。絵も丁寧だし。
この作品、作者の原作に対する理解がえらくあって、とくに魔法まわりの描写なんかは非常に鮮やかなんですが、とくに最終巻の作品の全てがこもったエピローグにはそうした作者の理解が結晶しており、やー、理想のコミカライズってこういうもんなんだなと思いました。
傑作の部類とおもいます。