トップ2におけるジュブナイルとしての側面を、無理は承知で少年マンガの定型の中に落とし込むとだ、ラルクとニコラが白黒のWヒーロー、ノノが師匠、カシオがアニキ、チコがヤムチャ/ポップと理解できるんでないか。どうか。
ラルクがヒーローなのは良いとして、ニコラは展開上ヒーローとならざるを得ないラルクを補完する存在と位置づけることが、まあ可能。
ノノはそのものずばり伝承者だしね。主人公は師匠を越えなくちゃならんそうだけど、トップ2の場合ノノはラルクを“お姉さま”と呼んで、最初からノノ以上の存在になることを強要しているのがおもしれー。対してニコラは誰にも説教してもらえないのがまず不幸だ。
カシオと、それからハトリはアニキキャラ。かつて主人公達と同じ立場にいたけど、ヒーローになることに失敗した奴ら。最近のマンガで言うとナルトのカカシや武装錬金のキャプテンブラボー。


ヤムチャ/ポップポジションてのは俺が勝手に言ってるんだけど、主人公の主要な仲間の内の3番手以下の実力者で、公私両面において主人公の引き立て役になることを使命とし、主人公ほどではないけど幾分かのヒーロー性を持ってる人たち。ヤムチャは作者の愛が過小だったのでかませ犬属性が暴走し、ポップは作者の愛が過剰だったのでヒーロー性が高騰して裏主人公になった。他にマンキンのホロホロ、るろ剣の左之介、幽白の桑原、烈火の土門、武装錬金の剛太、美女で野獣のアイリーン、エアマスのサンパギータ・カイ、3×3のハーン、ふしぎ遊戯の翼宿、BASARAの隼人、のだめの峰なんかが該当。