今週のサンデー・ピックアップ


クロザクロ
九蓋さん!九蓋さん!九蓋さん!
今週の九蓋さんはまったくもって主人公でした。連載初期から主要な脇役として主人公とともに作品のテーマを担ってきた九蓋さんが、葛藤を乗り越え、最強の魔剣をその手にしたわけです。なんかアラゴルンみたいだ。エアレンディル!
剣ゲットは単なるパワーアップではありません。剣は王の武器、主人公の証であり、助演から主演へのクラスアップは戦力の上昇の説得力になります。主人公は負けないのです。今回ぶっ壊れたほうの武器ともどもよい引き立て役でした。GJ!
あと、今回みたいなヒロイックな行動に出て浮ついた感じがしないのも、今まで地味に地味にストイックにキャラを積み重ねてきた九蓋さんならではだと思います。


道士郎でござる
とりあえず袴姿が大正ロマンぽい道士郎ママンにテラモエス
そして浴衣に日本刀のお兄さんもかっこよろしい。
ところで動くなと釘を刺される道士郎に対して、早乙女はやばそうなら警察に電話しろ、とある程度能動的な判断を任されていました。そういや自警団の夜にも早乙女は団長に指名されていました。いまいち早乙女のポジションがはっきりしないと思ってたけど、どうやら世直し団の副官や幹部候補生的な何かとして健介に育成されてる感があります。ゴリのキャラはどんな方向に発展していくのでしょうか。


結界師
死亡フラグもないままあっさり死んでしまったためにやや乗り切れないところはあるものの、1エピソードとしてはとてもよかったんじゃないかと。特に見開きの黙祷シーン。よい大ゴマはマンガの醍醐味ですね。
あー、しかしもう限と良守の絡みは見れんのか。さみしくなるなぁ。